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樫尾直樹(かしおなおき/KASHIO Naoki) Labo

京都すぴこん

今日は京都のみやこめっせで開催された、すぴこん(スピリチュアル・コンベンション)の取材に行ってきた。すぴこんはテディ・エンジェルこと小泉さんという方が中心となって全国で毎週のように開催されている、占いやヒーリング、オーラ・リーディングといった、いわゆる一部のコアなスピリチュアリティに関する諸実践の見本市である。11時前に会場に入ると2、30店舗あるだろうか、規模的には比較的小さいもので、参加者もまばらだった。

元女優で神職でもあるヒーラーの川村一代さんの講演と簡単なワークショップが11時半から一時間行われた。日本の伝統文化の中にスピリチュアリティを見出すことを主題として話が進められ、実践として、足を地につけて安定した精神状態を作り出すためのグラウンディン

グを参加者全員で行った。軽いスクワットのように足を少し曲げて立って、足裏から根が地球のコアまでのびてからみつくのをイメージすると同時に、臍下の丹田から同じようにまっすぐ地中にむけてエネルギーがのびていくのをイメージするという実践で、高次の存在に意識を集中させる上方ベクトルではなく、スピリチュアリティの下方ベクトルを意識するというもので、個人的には足裏が熱くなり、気の流れがよくなってすっきりとした気分になるという体験をした。講演の冒頭で、川村さんは「ギフト」というキーワードを出して、参加者それぞれがこの場にどんなギフトをもってきたのかを紙に書かせた。「ラブ」「いつくしみ」「誠実さ」「探求」「パワー」「エネルギー」など自分の資質を評価するいろいろな言葉が出された。講演の最後に行われたワークショップでは、人間の日常生活における「小さな死」の経験からの新たな出発について言及され、参加者それぞれがこの場で決別したいことを紙に書いて、それにお礼をいってかごの中に入れ、人間アーチ(小さな死と新たな生との境界領域)をくぐって、最後に「天使」役の人がもつ、最初に書いた参加者全員のギフトの紙の中から一枚紙を自分で選び取って、それのメッセージを持って帰るということが行われた。最後に感想をお互い言い合ってシェアして川村さんの講演、ワークショップは終了した。すぴこん全体についていろいろと論じなければならないことがあるが、少なくともこの川村さんのワークショップは興味深いものであった。私が引いたカードには「力、パワー、エネルギー」と書かれてあった。イニシャルはNK。私が講演の冒頭で書いたカードだった。このことが何を意味するのかについてはしばし反省しなければならないが、今ここではその意味を詳らかにすることはできない。


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